昭和10年代の金具屋(60年前) 当時の金具屋パンフレットより
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〜昭和十一年完成 新館斉月楼〜 |
渋温泉金具屋旅館!!
金具屋旅館は 六代三百数十年に渉り当温泉の中央に営業し来り 逐年時代の進運に伴へ御得意様のご期待に基づき 何時も御満足を目標に改善改良をなしつつあります お蔭様にて最近益々家運の隆盛を来しつつあるは 是一重に皆々様のご温情の賜りと厚くお禮申し上げます なお今後はいっそう従業員の訓練に重きをおき 一意専心営業報国に力めたいと存じます故一段のお引き立ての程願上げます (昭和8年から3年をかけて建設された斉月楼。2001年の現代においても当時のまま、金具屋の象徴となっております。建設費は10万円。現在に換算すると10億以上といわれています。) |
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金具屋旅館設備一般
(当時は金具屋本館、斉月楼、潜龍閣、臨仙閣(現在は廃業)をまとめて、金具屋と呼んでいました。写真のゆかりの間は、現在では応接室となっています) |
〜斉月楼一階ゆかりの間〜 |
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設備と営業一般(昭和11年お泊りの志をりより抜粋) 一、本店 1、位置 渋温泉中央大湯前 2、建築様式 純日本式 和風 二階建壹棟 三階建壹棟 3、施設 イ、金具屋旅館総帳場 ロ、電話室 湯田中局特長四番 電話交換室 ハ、應接室兼茶呑場 ニ、金具屋旅館総調理室及配膳所 ホ、自炊客専用炊事場 へ、便所 二ヶ所 ト、客室 単室十室 4、宿泊様式 自炊客及び簡易式長滞在向 ニ、新館斎月楼 1、位置 本店に連接し大木平の中腹にありて南面し裏は一面杉林に恵まれ通風採光豊かにして本店玄関より数奇をこらしたる石廊下によって連絡す 2、建築様式 純日本風 古代風 四階建壹棟 3、施設 イ、電話 本店電話室より湯田中局四番を交換室にて各室に交換する ロ、客室 単室二 複室二 特別室六 各室、玄関、次の間、洗面所、ベランダー、書院、洋服箪笥付 ハ、茶席 一 ニ、社交室 一 ホ、洗面所 共同用 一 専用 七 ヘ、便所 四 ト、内湯(鎌倉風呂) 大風呂 一 貸切風呂 一 チ、お勝手 三 リ、庭園及び植え込みあり 4、宿泊様式 一、二泊の御清遊並に御静養向にして各室共に一軒の独立家屋たらしむべく苦心せる高級建築にして当館は申す迄もなく当地一帯の最高級向 (斉月楼は現在も昭和11年に建設されたものであります。入り口前の屋根や土間のような踏み込みのつくりなど、独立家屋を感じさせるものが今でも見ることができます) 三、第一別館 1、位置 胃腸病の名湯初湯の前にあり当別館独立の玄関あり又本店より数奇をこらしたる廊下に依って連絡す 2、建築様式 純日本式 二階建 五棟 イ、潜龍閣 二階建三棟 ロ、月見堂 二階建一棟 ハ、居仁荘 二階建一棟 3、施設 イ、電話 本館電話室湯田中局四番交換 ロ、客室 次の間付 一 単室 壁仕切り 十室 フスマ仕切り 四室 特別室 三間続き 三室 ハ、洗面所 二 ニ、便所 三 ホ、内湯(瀧の湯) 男女 各々一 貸切風呂 一 ヘ、庭園及び植え込みあり 4、宿泊様式 家族的長滞在向 療養向 半自炊式まかない 四、第二別館(臨川閣) 1、位置 星川辺りにあり渋温泉逍遥道路に沿ひ星川を経て渋遊園地と?す 2、建築様式 本館 純日本式 和風 地上三階 地下一階 壹棟 付属 便所及び内湯 和洋折衷 3、施設 イ、第二別館帳場 ロ、電話 湯田中局三八番及び湯田中局四番を本店帳場より各階に交換す ハ、客室 二十室 二、洗面所 一 ホ、便所 二 へ、大廣間 一 ト、調理室及び配膳所 チ、娯楽室 一 リ、スキー乾燥室 一 ヌ、スキー準備室 一 ル、屋上展望台 二 ヲ、内湯(不老の湯) 男女各々一 4、宿泊様式 一、二泊の清遊及び団体向、眺望絶佳星川に臨むより臨川閣の名あり
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| ※これは60年前の金具屋の資料です。外観・料金・交通案内等資料は当時のものであり、現在とは大きく異なっております。お間違えのないように。現在の金具屋については「こちら」をご覧ください。
このページは当時のパンフレットをもとに製作しました。写真・資料は当館所持のものです。転用希望の場合は、info@kanaguya.comまでご連絡ください。 |