4つの金具屋専用源泉

金具屋は4つの自家専用源泉と5口の共同引湯の権利を所有し、毎分約200リットルの高温な温泉を使用しています。湧き方も、高さ15メートルにもなる噴泉、地下3メートルの岩盤からの湧出などさまざま。地層により含まれる成分が違う為、泉質も源泉によって異なります。

 

この源泉を実際にご覧いただけるツアーを毎朝金具屋ご宿泊の方限定で行っています「金具屋源泉見学ツアー」ぜひご興味のある方はご参加ください。

 

金具屋源泉見学ツアー

※金具屋ご宿泊の方限定のサービスです

・毎日朝より(※時間はご到着の際にお伝えします)

・ご希望の方はチェックインの際にお申し込みください

金具屋の4つの源泉と当館で使用している共同引湯のご紹介です。

お風呂によって使用している源泉が違い泉質が異なります。ぜひ入り比べてみてください。

 

 

 

4つの源泉

金具屋別荘

金具屋の建物の敷地内、潜龍荘地下3mから湧き出す金具屋で最も古い源泉です。このお湯が湧いたことで金具屋が温泉宿を始めたきっかけの湯。戦前は泥の湯といわれ肌にとてもよいといわれてきました。鉄分が多く黄色がかった濁りの温泉です。

使用風呂 浪漫風呂

源泉情報詳細

湧出地 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2202

泉温 50.0℃

湧出量 7.5L/分(掘削による動力揚湯)

視覚的試験 微黄濁を呈し、鉄味・微塩味を有す。

pH 6.6

泉質 ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)

温泉成分分析書はこちら

 



金具屋第1ボーリング

宿から300mほど離れた金具屋駐車場にある金具屋第1ボーリング。ボーリング深度は70mほどにもかかわらず沸点を超え水蒸気と共に吹き上げる源泉です。露天風呂や貸切風呂の透明なお湯はこちらのもの。冬場は暖房の熱に使用しています。硫黄分を含む源泉です。

使用風呂 龍瑞露天風呂・美妙の湯・恵和の湯・子安の湯・岩窟の湯・神明の館、斉月楼、居人荘の客室の風呂及び洗面台の湯

源泉情報詳細

湧出地 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1260-1

泉温 97.6℃

湧出量 51.9L/分(掘削による自噴)

視覚的試験 ほとんど無色透明、硫黄味・微塩味・微硫化水素臭を有す。

pH 8.2

泉質 含硫黄―ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

温泉成分分析書はこちら

 


 

金具屋第2ボーリング

同じく金具屋駐車場にある源泉。第1とともに昭和27年に掘削されたボーリングです。金具屋第1ボーリング、第2ボーリングは源泉が50m程しか離れておらず、成分もほとんど一緒です。当館では混合して使用しております。

使用風呂 龍瑞露天風呂・美妙の湯・恵和の湯・子安の湯・岩窟の湯・神明の館、斉月楼、居人荘の客室の風呂及び洗面台の湯

源泉情報詳細

湧出地 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1260-1

泉温 98.0℃

湧出量 66.4L/分(掘削による自噴)

視覚的試験 ほとんど無色透明、硫黄味・微塩味・微硫化水素臭を有す。

pH 8.1

泉質 含硫黄―ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

温泉成分分析書はこちら

 


 

金具屋第3ボーリング

金具屋から川沿いにでた場所にある第3ボーリング。深度は100mほど。ただし温度が80度半ばで吹きあがってはこないためコンプレッサーでお湯を揚げる動力揚湯です。

使用風呂 岩窟の湯(一部)・潜龍荘の客室の風呂及び洗面の湯・浪漫風呂の洗い場

源泉情報詳細

湧出地 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2146

泉温 83.0℃

湧出量 20.4L/分(掘削による自墳)

視覚的試験 ほとんど無色透明、微塩味・微苦味を有す。

pH 7.9

泉質 ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

温泉成分分析書はこちら

 


 

共同引湯

自館源泉以外にも、渋温泉の共同源泉から引いている温泉があります。鎌倉風呂に使用しているお湯はこちらの源泉です。

 

地獄谷荒井河原比良の湯と温泉寺寺湯の混合泉

地獄谷野猿公苑の手前、河原に200mほどの巨大な源泉の洞窟があります。中には21カ所のお湯の湧き口がありここから毎分1400リットルのお湯が渋温泉に流れていきます。温泉寺寺湯は渋温泉の温泉寺の本堂の裏から湧くお湯。この2つが混ざると白い湯花が発生します。

使用風呂 鎌倉風呂

源泉情報詳細

湧出地 地獄谷荒井河原及び渋温泉温泉寺

泉温 54.4℃

湧出量 20.9L/分

視覚的試験 ほとんど無色透明、微塩味・微苦味を有す。

pH 5.3

泉質 ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物温泉(弱酸性低張性高温泉)

温泉成分分析書はこちら

2017年04月26日